めんつゆを吸ってふわふわになった揚げ玉がメインのたぬき丼。材料はどれも身近で手頃な食材ばかりですが、1つの丼に合わさると相乗効果がすごいです。
味付けはシンプルにめんつゆだけ。そこに揚げ玉の油のコクがプラスされ、玉ねぎの甘みと食感、2回に分けて入れた卵の半熟具合が、なんともクセになる味です。
ちくわも入っていて満足感もあります。
作り方
1. ちくわは1cm幅の輪切りにする。玉ねぎは5mm幅の薄切りにする。
2. ボウルに卵を割り入れて溶きほぐす。生っぽい白身が苦手であれば、箸で白身のこしを切るようによく溶いておく。
3. フライパンにA、玉ねぎを入れて中火にかけ、煮たってきたら5分ほど煮る。玉ねぎに火が通ったらちくわと揚げ玉を加えて②の半量を回し入れる。卵が半熟になってきたら残りの卵を回し入れて火を止め、ふたをして30秒〜1分蒸らす。
4. 器にご飯の半量を盛り、③の半量を盛り付けて青のりをちらす。これを2つ作る。
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PROFILE 田頭志保(たがしら・しほ)
フードコーディネーター・フォトグラファー。大学卒業後、新聞社にてカメラマンとして勤務。その後、料理と写真のテクニック、それに携わるフードコーディネーターの仕事に惹かれ、専門学校にて学ぶ。テレビや雑誌で現場技術を取得する傍ら、ロンドン〜中東での料理研究、写真活動を経て、現在フォトグラファー、フードコーディネーターとして活躍中。
取材・文/田川志乃 撮影/菅井淳子