「浮気したら離婚!」と宣言している妻は多いようです。でも実際その状況になってみると、人の気持ちはそう簡単に割り切れないもの。すぐに離婚を決断できる人なんて、なかなかいるものではありません。「別れるべき」か「修復すべき」か…いざという場面に直面したとき、葛藤するのはどんなことでしょうか?

 

 

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■いざとなると脳裏をめぐること(優紀さん/28/広告関連)

浮気が発覚したときは「離婚だ!」と思いました。前々から「浮気したら許さない」「即、離婚だからね」と旦那にも言っていたんです。宣言していたにも関わらず、浮気したわけですから、絶対に別れてやると思いました。 でも実際、その状況になると、いろんな思いが押し寄せてくるんです。子どもたちに申し訳ないとか、これからの生活どうなるの? とか。興奮が収まってくると同時に、今度は愛人に対する別の怒りがこみ上げてきました。 なんで愛人のために離婚しなくちゃいけないんだろう、知りもしない女に家族の幸せを壊されてたまるか、という悔しさでいっぱいに。旦那のことは許せないし、もう離婚しかないって気持ちはいまも当然あります。 でも子どもたちの顔を見ると、悲しい思いをさせたくないという気持ちにもなるんです。そんな葛藤でいまも答えが出せず、離婚の決心ができない状態です。