家事はまあまあやるけれど、育児となるとからっきし逃げ腰…そんな夫たちは多い様子。「これじゃいかん!」と思ったママたちは、自らの職業で得た知識とテクニックで〝夫改造〟と試みました。慣れない育児を敬遠する夫に、自発的に「俺が面倒みるよ」というまでに成長させた、ママたちのテクニックとは?
■「ちょっとだけ見てて」を少しずつ延長する (涼子さん/31歳/理学療法士)
旦那は子どもを任せると、二人きりになるのが不安なのか、すぐにソワソワしていました。そこで最初は「ごめん、トイレ行く間だけ見てて」と、ごくごく短時間のお世話から任せるようにしました。 しばらくすると、わずかな時間であれば落ち着いて世話できるようになってきたので、今度は「お風呂掃除の間だけ見てて」「洗濯ものを干す間だけ」と、少しずつ少しずつ時間を延ばしていったのです。 職業柄、患者さんのリハビリで〝少しずつ負荷をかけていく〟ことが大切だと知っているので、「今日は何分まかせたか」を手帳にメモしながら、旦那を訓練していきました。いまや美容院に行く間、自信を持って「俺が見ているよ」と言ってくれるように。 ポイントは拒否されても動じないこと。「ご飯を作る間だけ」が無理だったら「じゃあ、野菜を切る間だけ」と、少し短縮。この「少しずつ」がポイントですよ。