新米をゴシゴシとぐのはNG!


古米の美味しい炊き方を見ていきましたが、せっかくなら新米のうまみも引き出したいところ。同番組では新米を美味しく味わうための炊き方も紹介されました。

 

新米をとぐ際に重要なのが“水”。お米には水をたくさん吸収する性質があるため、ミネラルウォーターか浄水器の水を使うのがおすすめです。最初につけた水はぬかの臭いが米に移らないよう、もったいない気もしますが10秒ほどで捨ててください。浮いた汚れを流すイメージで、サッと捨てるだけで大丈夫。

 

お米をとぐ際にも注意が必要で、手のひらでゴシゴシとぐのはNGです。今の精米技術は発達しているため、米ぬかはほとんど残っていません。指先を丸めた手で軽く数回混ぜ、水を捨てる作業を3回繰り返せばお米がキレイに。お米をといだあとは、2時間以上常温の水につけると新米がベチャッとしません。

 

ちなみに古くなってくると臭う古米臭は、米を炊く前に乾煎りすると臭いが消えます。手をかざして少し温かさを感じる程度の弱火で、1分ほど熱しましょう。

 

また未開封でも米袋には小さな穴が開いているので、保存する際は袋を立てて折りながら空気を抜きます。米袋を1度開けた場合は、小分けにしてジッパーつき保存袋へ。小分けにした米は冷蔵庫の野菜室へ入れるのがベストです。