6割以上の会社が肯定的!
月45時間・年360時間以内となった「時間外労働の上限規制」。今年4月からは大企業で実施され、来年4月からは中小企業に導入されます。では、この規則を認知している会社はどれほどいるのでしょうか? エン・ジャパン株式会社は今年、「時間外労働の上限規制」に関するアンケート調査を実施。724社を対象に“「時間外労働の上限規制」法を知っているかどうか”をたずねました。
結果を見ると、52%の会社が「概要を知っている」と回答。「内容も含めて知っている」と答えた会社は44%でした。9割以上の会社が「時間外労働の上限規制」法を認知しているようです。
同調査では、“「時間外労働の上限規制」法をどのように思うか”も質問。最も多かったのが「まあ良いと思う」の48%で、「非常に良いと思う」も18%にのぼりました。しかし23%の会社は「あまり良いと思わない」という結果に。理由として、「だらだらとした居残りを制限できるので良いと思う」「労働時間が減ったところで、従業員の負担が減るわけではない」「リフレッシュや休息に充てる時間が持てるため、生産性向上に繋がりそう」など様々な意見があげられています。
勤務時間が見直されることで、ライフスタイルも変わってくるかもしれませんね。
文/内田裕子