子供を何人もつかというのは、夫婦にとってとてもデリケートで重要な問題です。お互いの仕事や家族像、家計のことも複雑にからみ、そう簡単に決められるものではありません。ところがそんな都合は二の次で〝2人目催促〟を繰り出してくる姑たち…見事な切り替えしを決めたママのエピソードをご紹介します。

 

 

■あとは親子で話し合ってください(成美さん/31/事務員)

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ようやく娘も1歳になったころ、姑がやって来て「成美さん、体調はどう? おっぱいはちゃんと出てる?」と、私の体調を気遣うフリをしてきたんです。「ええ、大丈夫ですよ」と言うと、「そう、よかった。なら次の子も安心ね~」と、しらじらしく2人目を催促されました。 そばにいる夫をチラチラ見るものの、聞こえないふりでテレビを見るばかり。私が黙っていると姑は「妊娠って、ホント大変よね。出産だって初めてのことだし。成美さん、ホントよく頑張ったわ!」と、今度はほめる作戦に。 すかさず「そうですね。でも、いまはもっと大変ですので…」とけん制する私に、姑は「でもね2人目はラクよ、もう対処法がわかっているし。やっぱり男の子がいないとダメよ」と、一歩も引きません。 そこですかさず「男の子はかわいいでしょうね〜、健二さんみたいに優しく育ってくれればいいですよね」と、笑顔で旦那に話を振ってバトンタッチ。旦那に矛先を向けた姑を確認し「ちょっと、おっぱいあげてきます」と、娘を抱いて退室しました。続きは親子でごゆっくり!