以前、放送された『林修の今でしょ! 講座』(テレビ朝日系)では、面倒な料理をお手軽にする「めんつゆ秘伝レシピ」ランキングが紹介されました。見事1位に輝いたのはどんなレシピなのでしょうか?

 

2分以内で作れる豚の生姜焼きレシピ!


めんつゆの魅力を教えてくれたのは、東京農業大学の教授・前橋健二先生。前橋先生によると、めんつゆを構成するのは「みりん」「しょうゆ」「砂糖」「だし」といった代表的な調味料ばかりです。細かい味つけをせずに「めんつゆだけ」で味を整えられるので、料理の手間を省くにはピッタリ。

 

そこで同番組では、めんつゆを使ったレシピを“お手軽度ランキング”にして発表しました。プロも推奨する“めんつゆ活用レシピ”ベスト3を、さっそく見ていきましょう。

 

3位:豚のしょうが焼き

3位にランクインしたのは、豚肉の定番料理「豚のめんつゆ生姜焼き」。まずは豚バラ肉をフライパンで加熱します。豚肉の色が変わり始めたら、しょうが、にんにく、刻んだネギをプラス。最後にめんつゆを入れて、豚肉をしっかり炒めたらできあがりです。同番組で実際に作ってみたところ、調理にかかった時間はわずか1分39秒。スタジオの林修先生も、「おいしい!」と大絶賛しています。

 

2位:鶏のから揚げ


続いて2位に入ったのは、忙しい時にありがたい「油を使わない鶏のから揚げ」。鶏もも肉とめんつゆを袋に入れて1分間揉み込むだけで、あっという間に下準備は完了です。かたくり粉を肉にまぶすときも、袋に粉を直接入れればOK。後は250度のオーブンに入れ、15分焼き上げればできあがりです。

 

1位:きんぴらごぼう

栄えある1位に輝いたのは、「超簡単 高速きんぴら」というメニュー。にんじんとごぼうは、火が通りやすいようにピーラーでスライスするのが時短のコツです。あらかじめ縦に「十字」の切りこみを入れておくと、下準備の時間がさらに短くなりますよ。カットした具材はごま油とめんつゆで和え、レンジで50秒加熱。意外と面倒なきんぴらごぼうも、2分足らずで完成しました。

 

めんつゆが美味しく感じる秘密は、旨味成分である「イノシン酸」が豊富に含まれているため。ランキングに入らなかった活用レシピも数多く、前橋先生は「カレーの仕上げにひとさし入れてもいいです」「玉子焼きの下味に入れるだけでもすごく美味しくなりますね」などのコメントも残していました。