起業するなら自分の得意なことをいかしてみよう
何か副業をしたいけれど、何をすればいいのか見当がつかないという方もいるかもしれません。実際どんな起業スタイルがあるのか挙げてみましょう。
・サイトやアプリの運営
・ネットショップで作品を販売
・講師
・技術提供
・その他、コンサルティングやネイル、アロマテラピーなどの専門職
例えばハンドメイドを趣味としている人ならネットショップで販売するというのが早そうです。ECサイトを独自で運営しなくても、まずはminne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などを利用すれば楽です。
また、講師になるという起業案もあります。資格が必要なものもありますが、セミナー講師や塾講師など無資格で始められるものもあります。 スペースが必要とされるものが多いですが、例えば自宅で子供向けにお菓子やパンづくりを教えたり、他にも室内ではなくビーチや公園でヨガインストラクターをしている人もいます。 最近では起業家のためのレンタルスペースも充実してきているので、そういったものを活用したり、Skype等を使ったオンライン講師として活動していくこともできそうです。
特別な趣味がないという人はフリーランスで技術提供していくことから始めていくことをお勧めします。副業が解禁され始めてから、ネットにはクラウドワーキングの場が広がっています。TVCMで見るランサーズやココナラ、ほかにもクラウドワークスといったところでは、簡単に仕事を始めることができます。
クラウドワーキングでは、システム開発、Webサイト制作・デザイン、翻訳、ライティング、占いなどもあれば、誰にでもできるようなアンケートに回答するだけの仕事もあります。 ただ手数料がとられるので、お金を稼ぐというよりは、まず経験を積んでみたいといった方におすすめです。
週末起業に焦りは禁物
週末起業は本業優先となるため、時間がなかなかとれず、失敗しやすい、なかなか軌道にのらないということも珍しくありません。 ただ、一人でできることから始めれば、トライアンドエラーを繰り返すことができます。ライフスタイルに合わせて、一度休業してまた再開するということもやりやすいでしょう。
本業に加えて副業をするとなると、どうしても忙しくなってしまいます。プライベートな時間が減るという点に関しては、家族の理解が必要となります。 週末起業に興味を持ったという方は、家族と相談しながら自分にあった仕事と起業方法を探してみてはどうでしょうか。
文/今野由奈