レンタルサービスでトラブルを起こさないために
レンタルサービスを利用する時には、デメリットもあるので注意しましょう。特に注意したいのは、個人間での「モノ」のレンタルです。
個人間での「モノ」の貸し借りの場合には、業者からのレンタルと違い、信頼性が重要になります。しかし残念なことに、その信頼性を測るのはとても難しいことです。 例えば、プロの家事代行業者であれば一定のスキルが望めますが、家事のシェアリングを依頼した場合には、期待するスキルが無い場合もあります。また、急なキャンセルが発生することもあるでしょう。 そのようなトラブルを避けるためには、評価システムやSNSなどで相手を良く知ることが大切です。
個人間取引の法律の整備が追い付いていないため、グレーゾーンのサービスがあることも問題のひとつです。 これらの問題を解消するために、日本政府は、「グレーゾーン解消制度」を活用したり、「シェアリングエコノミー検討会議」を開催するなど、シェアリングエコノミーを発展させるために尽力しています。今後、シェアリングサービスの信頼性や安全性が確保され、さらに利用しやすくなることを期待しましょう。
賢く活用すれば節約になるシェアリングサービス
様々な物がレンタルできるシェアリングサービスは、賢く利用すると、生活の質が向上したり、家計にプラスになったりと、多くのメリットがあります。 トラブルには十分気をつけつつ、これからも発展し続けるシェアリングサービスに注目して、時間やお金を有効活用しましょう。
文/今野由奈