蔵王ロープウェイで空から紅葉を眺める


山形市蔵王温泉の索道にある、標高855mの蔵王山麓駅から標高1,661mにある蔵王地蔵山頂駅の間を運行している、蔵王ロープウェイからの景色は必見です。 9月下旬から色づき始めた紅葉が、360度の大パノラマで見下ろすことができますし、地蔵山頂駅を降りると蔵王地蔵尊が鎮座していて、200年以上前に作られた歴史あるお地蔵様が見られます。

 

ロープウェイで空中散歩を楽しんで、間近に紅葉を見ながらの散策や、澄み切ったエメラルドグリーンのドッコ沼まで行き、エメラルドグリーンと紅葉のコントラストを堪能したあと、蔵王三大神の蔵王大権現や水上様を巡って鳥兜山の蔵王大黒天を巡れば、蔵王三大神の「蔵王地蔵尊」「蔵王大権現」「蔵王大黒天」全てを巡ることができます。三大神全てを巡ると良いことが起きそうですよね。

 

蔵王には、蔵王ロープウェイや蔵王中央ロープウェイがあり、見渡す限りの全てが、ナナカマドやカエデの紅やブナの黄色、黄金色の白樺等で埋め尽くされて錦織のじゅうたんが引き詰められているような風景を見ることができます。

 

一足先に紅葉を楽しもう


関東や関西よりも早く気温が下がる北海道・東北には、さまざまな紅葉スポットがあります。親子でぜひお出かけしてみてください。 ただし、紅葉が早いということは気温が低いということなので、防寒着が必須。観光協会のホームページなどで、紅葉の見頃と気温をチェックしておきましょう。

 

文/小野寺香織