■実は多い、抱え込みすぎによる弊害
上記の急な休みなど、子どもがいることによって周りに迷惑をかけてしまうことも多いからと、つい気を張って頑張ってしまいがちなワーママ。そういった気持ちは大切かもしれませんが、行き過ぎてしまうと、かえって周りに迷惑をかけてしまうこともあるようです。 例えば、張り切りすぎて仕事を必要以上に引き受けて抱え込み過ぎ、結果的に自分の許容量を超え、仕事が遅くなってしまったり、普段しないようなミスをしてしまい周りに迷惑をかけてしまったり、というようなことです。 また、忙しくなりすぎて自分にも余裕が無くなってしまい、職場の人に対しての対応もおろそかになったり、冷たくなってしまったりと、本人は必死で頑張ろうとしているのに、意に反して周りは大迷惑、ということにもなりかねません。 2人目や3人目などを妊娠した場合に、妊娠を伝えると周りが気を遣ってしまうからと、しばらく黙っている、というのもたまにあるようですが、これに関しても、人の命がかかわってくることですし、そもそも多くの妊婦さんは妊娠初期のほうが体調を崩しがちなので、黙ったまま無理をされて倒れられては困るというのもあるようです。 自分の頑張りを空回りさせてしまわないためにも、やはりある程度は周りの人に助けてもらうことも必要です。たとえ子どもがいない人でも、周りの人の助けを借りながら仕事をすることも多くあります。 育児も仕事もして大変なのだから助けてもらって当然!という態度はもちろん反感を買ってしまいますが、必要以上に周りに迷惑をかけてしまわないためにも、自分には少し抱えきれないな、と思うような仕事がある場合には、早めに周りに相談するなどということも大切です。