学力ももちろん大事ですが、働くママたちが現場で感じるのは「コミュニケーション能力の大切さ」だと言います。人と人とのつながりが重視される、日本の社会では「生きる力そのもの」とも言えるのかもしれません。先輩ママたちはどんな「コミュニケーション能力」を子どもに教えているのでしょうか。
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■「笑顔で挨拶」できれば第一印象はオッケー(真由美さん/37歳/プログラマー)
口下手な私は、職場で会話するにも相槌しかできませんし、おもしろい話で場を盛り上げるなんて至難の技。この性格で苦労したことは山ほどありますが、幸い「笑い顔」で声が高いので、初対面では挨拶するだけで好感を持ってもらえます。
5歳と3歳の娘も私に似たのか、ふたりとも口下手で人見知りで「笑い顔」。なので、とにかく「挨拶」を教えようと思いました。「子どもにやらせたいことは、親が見本を見せること」と聞いたので、私も笑顔で挨拶するように心がけていたんです。 その甲斐あってか娘たちは、笑顔で挨拶「だけ」はできるようになりました(笑)。学生でも社会人でも「挨拶」は大切ですものね。次は「自己主張」について、徐々に教えたいと思っています。