■談判のつもりが、いつのまにか愚痴を聞かされ(直哉さん / 33歳 / 公務員)

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最近は仕事でも責任が増えて、本当に大変です。そのうえ、家に帰っても「やるべき家事」が待っているのが辛いですね。ある日ふと疑問に思い、思い切って妻のパート代を尋ねてみました。驚いたことに私の3分の1程度。 稼ぎから言ったら(掃除の一部だけでも引き受けてもらうのは、無理な相談ではないんじゃ?)と思い、妻に直談判しました。どうせ文句が飛んでくるんだろうと思っていると、意外と耳を傾けてくれました。 「家事っていうより、仕事が大変みたいね。何が大変なの?」と聞いてくれたので、最近の職場での仕事の話をしました。すると妻が、「あ~、それわかるかも、私も最近ね…」と、自分の職場の話を始めました。 そして結局話は、ママ友とのいざこざや、子ども同士の関係など…いつのまにか妻の愚痴を聞く状況に。おかげで「家事分担を見直してほしい」とは言い出せず、妻にうまくあしらわれたと感じたときには、もう手遅れ…しばらくがんばるしかなさそうです。