【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:椙本浩子
自家製ミントなら0円でリラックスできる!
私は家の花壇で、ミントを育てています。12年前に1株植えたミントがどんどん増えて、今では花壇全体がミントでいっぱいに! 料理や、ケーキ、アイスクリームなどにミントを摘んでは、ちょっと添えて彩りを楽しんでいました。それでも使い切れないほどたくさん生えてくるので、ここ数年はミントティーを楽しんでいます。ミントのさわやかな香りは、リフレッシュにも最適。リラックス効果もあるので、ストレスがたまってきたなと思ったときに、気分転換にのむのもいいですね。とはいえ、スーパーでハーブを買うと、少量でもなかなかのお値段で、躊躇してしまうもの。わが家では庭から摘み取り放題なので、なんと0円! 夏や暑い日は、氷を入れてアイスミントティーにして涼をとるなど、お金をかけずに優雅な気分を味わっています。ただし、ミントティーは妊娠中、授乳中、持病をお持ちの方は、控えたほうが賢明です。
自家製ミントティーのおいしい入れ方
それでは、2種類の私のおすすめのミントティーレシピをご紹介しましょう。私は、夏はとくに爽快感のあるスペアミントを使うのがお気に入り。ペパーミントやアップルミントもいい香りでミントティーに向いていると思います。大事なのはフレッシュなものをたっぷり使うこと。茎を入れると苦みが出るので、やわらかそうな葉だけを摘んで使います。細かく刻む必要もなく茎から葉をとるのみなので、子供さんにしてもらってもいいですね。また、一度冷凍したものは、解凍すると色がかなり悪くなるのでオススメしません。
1)ティーバックを使ったお手軽レシピ
ミントを育てはじめて、まだ少ししか収穫できなくても、葉が小さくてもミントティーが楽しめる方法です。熱湯に入れるので、香りがすぐにでて、摘みたてのでフレッシュな風味が楽しめます。
<材料>
紅茶のティーバック1個、熱湯300㎖、ミント(葉のみ)適量
<作り方>
(1)ミントは軽く水洗いする。(2)ティーバックと熱湯を注いで、しっかり味が出るまで待つ。(3)紅茶がしっかり出たらティーバックを取り出し、好みの量をミントの葉を入れる。(4)少しむらして香りが出たら、できあがり。
2)カフェインレスの贅沢レシピ
ミントの香りがシンプルに楽しみたいなら、こちらがオススメ。ミントのみでカフェインが含まれていないので、就寝前に飲んで、リラックスしてからベッドに入るのもいいですよ。キレイな色もミントティーの魅力なので、ガラス製のポットを使うことをオススメ。夏の暑い日にはこのミントティーに氷を入れてアイスティーにしても美味しくいただけます。
<材料>
ミントの葉(たっぷり)、熱湯300㎖
<作り方>
(1)ミントは軽く水洗いする。(2)ポットにミントをたっぷり入れる(3)熱湯を注いで、5分ほど蒸らしてできあがり。(4)カップに注いで、好みで砂糖やハチミツなどを入れても。
ミントを育てるときの注意
ミントは、多年草で長く楽しめるうえ、丈夫で育てやすいので、こまめに世話する余裕がないワーママにもオススメのハーブです。
※植える場所
ただし、繁殖力が強く根が広がりやすく、地植えすると他の植物が育たなくなるので、植える場所には注意が必要。初心者は、鉢植えで育てたほうが失敗しなくていいと思います。
※水やり
冬以外は朝夕2回。節約もかねてお米のとぎ汁をあげています。ただし、猛暑の時には蒸れて根腐れしてしまわぬよう、水やりは涼しくなった夕方のみ。冬は一度枯れるので、葉は枯れて茎も茶色になります。この時期は、水やりをせずにほったらかしにしています。わが家は庭の花壇で育てているので、雨水のみでこの12年間ミントを楽しんでいますが、ベランダ等で鉢植えの場合は土の表面が乾いていたときに適度に与えたほうがいいでしょう。くれぐれも受け皿に水がたまってしまわないよう、注意して。
忙しい日々でも、ちょっとグリーンの世話をしたり、いい香りに包まれる、そんなひと時で、リラックスしたり、明日からの活力になることもたくさんあります。ぜひ、自分のお好みのミントを育てて、ぜひ、フレッシュミントティーをお試しください。