結婚式は両家、特に花嫁にとっては「一世一代の大イベント」。会場選びに料理決め、エステにドレスに…たくさんの準備を重ね、満を辞してこの日を迎えたのに「嫁姑バトル」は起こるべくして起こってしまいました! 結婚式で勃発したトラブルの体験談を聞きました。

 

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■えっちゃんたちのテーブルはどこなの?(愛華さん/30/研究員)

披露宴でお出しする料理を決めるにあたり、式場主催の試食会がありました。せっかくなのでお互いの両親も呼んで、6人で出席することに。両家の顔合わせ以来の交流で、会話も和やかに進んでいたんです。 特に義母は地元の婦人会の会長や民生委員などを務めており、社交家でボランティアにも熱心。話し上手で場を盛り上げてくれます。ところが義母のあるひと言から、空気は一変。「そろそろ席次表は決まったの?」。 大まかなプランを書いた紙を見せると、「これ、えっちゃんたちはどこのテーブルになるのかしら?」と…えっちゃん、誰? てっきり親戚かと思って話を聞くと、なんと義母の大学時代の仲良し4人組で、お互い子どもの結婚式に招き合っているようなのです。 「ちゃんと呼んであげてねって、住所を書いて渡したじゃない!」と息子をなじります。夫は昔から、マシンガンのように話し続ける義母の言うことを、右から左に流している状態。このときも冗談だと思っていたそうで。 「そんな紙もらったっけ? ごめん」と一言。姑は「いまからでも、急いで招待してちょうだい!」と主張するのです。私もさすがに呆れて「いまから4人も追加ですか? しかも、お義母さんの友だちを呼ぶなんて聞いたことありませんよ」と思わず反論。 しかし結局、言い出したら聞かない母親の顔を立て、招待客の追加を決定。式の当日、そのテーブルをご挨拶で回る際には思わず顔が引きつりました。