■セクハラ発言を録音(明さん/34/サービス)

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普段はとてもいい人なのですが、酔うと人が変わったようにセクハラ言動を繰り返す舅に困っていました。最初は「明さんは胸が小さい」とか「最近、夜の方は励んでいるのか?」という、まだ許せるものでしたが、次第にエスカレートしていったんです。 「俺が相手してやろうか?」とパンツを脱いだり、隣に来ておしりや胸を触ってきたり。発言もどんどん表現が生々しくなり、聞くに堪えないものになっていきました。しかもすべて、怖い姑の目をかいくぐってやるんです。 何度「やめてください」と言っても、効果はまったくありませんでした。旦那にも相談しましたが「ちょっとくらい許してやってくれよ~」と信じられない発言。もう自分の身は自分で守るしかありません。 そこでボイスレコーダーをそっとポケットに忍ばせ、酔った舅の発言を録音することに。舅は何も知らず、いつも通りの軽快な口調で下品な発言を…しっかり録音されていることを確認しました。そして翌朝、姑と旦那、酔いがさめた舅の前で再生したんです。 朝の食卓にあまりにも下品で生々しい言葉の数々が流れ、すべてを悟った姑は「あなた、話がある」と舅を連れ出していきました。旦那もこのとき初めて事の重大さに気づいたようで、その後は姑と旦那が協力して私を守ってくれるようになりました。 この日以来、舅の夜の食卓に、お酒が並べられることは二度とありませんでした。