■服が選びやすくなる収納のコツ

朝にバタバタしてしまう原因の一つとして、服の収納方法があまり良くないことが挙げられます。衣類収納の基本は、「全体の見やすさ」を心がけることです。


タンスやクリアボックスを使用する場合は、服を上に重ねるのではなく、立てて収納するようにしましょう。生地の薄いTシャツやキャミソールでもたたみ方を工夫したり、仕切りをうまく利用したりすることで、どこにどんな服があるのかがひと目でわかりやすくなります。


クローゼットや広い収納スペースがあれば、なるべくハンガーを使って服をしまうとシワになりにくく、着るときにも取り出しやすいのでラクです。


さらに+αとして、カテゴリーや色別に並べる、よく着る服は手の届きやすい位置に置くなどすると、よりきれいで使いやすい衣類収納を手に入れることができるでしょう。

■コーデの作り置きをしておく

「作り置きレシピ」ならぬ「作り置きコーデ」を用意しておくことでも、服選びにかける時間をグッと短縮することができます。

 

休日のお出掛けコーデ・雨の日コーデ・デスクワークコーデ・飲み会コーデなど、シチュエーションに合わせていくつかの組み合わせを考えておきましょう。 できれば、考えたコーデをそれぞれ写真にとってスマホやアルバムに保存しておく、実際にハンガーにその組み合わせを作っておくなどすると便利です。 こうすることで、朝の作業はその中からピックアップするだけとなり、また、“急いで服を選んだらコーデがちぐはぐになってしまった”なんていう苦い経験もせずに済みます。


時間に余裕のあるときに、鏡の前で一人ファッションショーを楽しむような気持ちで、ぜひコーデの作り置きを試してみてください。