子どもの体調不良や学校行事で早退するときや、時短制度や休日出勤の免除…職場それぞれに、働くママへの配慮があるのは助かりますよね。でも周りの同僚たちは、本当はどう思っているのでしょうか? 普段は何もコメントしない職場の同僚男性が、ポロリと漏らしたひと言に〝本音〟が見えました。

 

 

■「いいですね、優遇されていて」(咲希/33/メーカー勤務)

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育休復帰して4か月、子どもの体調不良でもう10日間も会社を休んでいます。1歳の息子は風邪をひくとすぐに中耳炎になってしまい、朝は元気に保育園に行ったのに2時間後には「39度の発熱があるので、迎えに来てください」と、呼び出されることも。 そんなときは同僚に仕事を引き継いで帰らなきゃいけないので、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。先日、そんな私に追いうちをかけるように、後輩男性が言ったんです。 「早く帰れていいですよね、優遇されていて」 「優遇」という言葉が、胸にグサッと刺さってきました。たしかに私が受けているのは「優遇」なのかもしれません。けれど、改めてそれを同僚から言われると「やっぱり私は社内では疎まれている存在なんだな」と思ってしまいます。 早退しても、もちろん遊んでるわけじゃない。小児科に連れて行ったり看病したりと、本当はすごく大変なんですけどね。