「ママ友依存」に気づいたきっかけ(綾さん/28歳/専業主婦)

 

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朝起きて最初にやることは、ママ友に「おはよう!」とLINEを送ること。そして返事が返ってきたら「朝ごはん作ってくる!」と連絡し、朝食の準備に取りかかります。 日中もなにげない会話をしたり、面白いものがあると写真を撮って送ったり…とにかく彼女とLINEをしながら、最後の「おやすみ!」まで連絡を取り続けるんです。でもその途中、少しでもLINEの返事が返ってこないと不安で不安で。 「何か怒らせるようなことを言ってしまったんだろうか」
「このまま嫌われてしまったらどうしよう」 負の感情に支配され、何も手につかなくなっていました。スマホとにらめっこしながら、ただただ彼女の返信を待つだけ…もちろん家事や育児なんてはかどるわけがありません。 こんな生活を何年も続けたある日、事件が起きました。それは彼女がスマホを失くしたこと。何時間も返信が返ってこずイラ立った私は、いてもたってもいられずに、直接彼女の家に行ってみようと思い立ったんです。 そして家のドアノブに手をかけたとき…私の行動をじっと見ていた、まだ1歳の末っ子の視線にふと気づいたんです。そこでハッと我に帰りました。 「私はこの子をひとりにして、家を出て行こうとしていたのか…」そう気づいてようやく、自分のいままでの行動を冷静に見ることができました。まさかママ友に依存するなんて…自分でも驚きました。