お茶の種類と用途を学ぶ


日本茶は香りがよく、うま味や苦味、渋味のバランスなども茶葉の種類によってさまざま。その日の気分や、場面によって、いろいろと飲み方が楽しめます。日本茶を美味しく飲むためには、それぞれの茶葉の特長を活かして入れることを意識しましょう。

 

また、用途に合わせて茶葉を選ぶのもおすすめ。シチュエーションに合わせてお茶を使い分けて入れることで、場の雰囲気をより楽しむことができます。例えば、香りをゆっくりと楽しみたい時や味わいをしっかりと堪能したい時、お茶の鮮やかな色を楽しみたいときなど、その場面ごとにマッチしたお茶を入れられたら素敵ではありませんか? 心身ともに癒やされて至福の時間を過ごすことができるのはもちろん、相手にも「とても気をつかってくれているな」と好印象を抱いてもらえるはず。

 

スッキリしたいときは煎茶がおすすめ

朝の起きたてには煎茶が合います。温かいお茶を飲めば体があったまり、心もほぐれます。ポイントは熱めのお湯で入れること。頭をスッキリさせてくれる効果を持つカフェインの働きに期待できます。

 

お昼ごはんのあとの眠気が出てくる時間帯や、仕事の疲れが溜まってくる午後の休憩時間にも煎茶がおすすめです。朝と同じく、熱めのお湯で入れてみましょう。

 

食事と一緒に飲むなら番茶

食事をする時によく合うと好まれているのは、番茶やほうじ茶、麦茶などです。さっぱりしたお食事から脂っこい物まで、どんな食事にもよく合うので、食事中はもちろんのこと食後にも好まれて使われています。 特に麦茶とほうじ茶はカフェインが少なめなところが、麦茶はサラッとした口当たりのところが、たくさん飲めるお茶である点で食事時や気軽に飲むのには向いているお茶です。

 

甘いおやつには濃厚な玉露を

おやつの時間やゆっくりとリラックスして過ごしたい時に、特におすすめなのは玉露や芽茶です。濃厚なお茶の味が、甘いお菓子と相性がとても良いので、お茶もお菓子も美味しくいただけます。 お客様をお菓子を添えてもてなす時にも、好んで使われるお茶です。

 

寝る前はカフェインに注意

一日の締めくくりの就寝前には、カフェインを気にしないで飲めるほうじ茶や麦茶がおすすめです。しっかりと水分補給できてリラックスして、ぐっすりと眠ることができます。 このように用途に合わせてお茶を使い分けることで、お茶の持つ効果も最大限に引き出せるのでおすすめです。