■金額は故人との関わりに応じて・また自分の年齢に応じて変える

宗教・宗派によって、不祝儀袋の種類や表書きが異なることが分かったところで、次に気になるのが金額の相場ではないでしょうか。相場は故人との関係性や自分の年齢によって変わってきます。ここでは、平均的な相場を年代別・関係性で見ていきましょう。 【20代の場合】 ・祖父母(10,000円)、両親(30,000円~50,000円)、兄弟姉妹(30,000円)、叔父叔母・従兄弟(5,000円~10,000円)


・友人(5,000円)、隣人(3,000円~5,000円)


・勤務先上司(5,000円)、勤務先社員(5,000円)、勤務先社員のご家族(3,000円~5,000円) 【30代の場合】 ・祖父母(20,000円)、両親(50,000円)、兄弟姉妹(30,000円~50,000円)、叔父叔母・従兄弟(10,000円~20,000円)


・友人(5,000円)、隣人(5,000円)


・勤務先上司(5,000円~10,000円)、勤務先社員(5,000円~10,000円)、勤務先社員のご家族(3,000円~10,000円) 【40代の場合】 ・祖父母(30,000円)、両親(100,000円)、兄弟姉妹(30,000円~50,000円)、叔父叔母・従兄弟(10,000円~20,000円)


・友人(10,000円)、隣人(5,000円)


・勤務先上司(5,000円~20,000円)、勤務先社員(5,000円~10,000円)、勤務先社員のご家族(3,000円~10,000円) 以上が、葬儀のときの平均的な相場ですが、注意したいのが数字です。「4」や「9」は、「死ぬ」や「苦しむ」を連想させる数字であるため、包む金額は「4」と「9」は避けましょう。 また、包む紙幣についてですが、以前は「前から用意していた」という印象を与える可能性があるため新札の使用はタブーとされていました。しかし、現在は新札に折り目を入れたものを使用するのが良いとされています。