■どうしても都合がつかなければ郵送も
さまざまな事情や遠方で、葬儀に参列できないという場合もあることでしょう。そんなとき、郵送で不祝儀袋を送るという方法もあります。しかし郵送で送るためには、いったいどうしたらいいのかマナーが気になるところ。では、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。 ・不祝儀袋の種類は、宗教・宗派に合ったものを用意する。
・郵送方法は、不祝儀袋を現金書留の封筒に入れる。
・郵送のタイミングは、葬儀直後を避ける。 郵送のタイミングについて迷う方、早く送った方が良いと考える方もいると思います。しかし、ご遺族の状況を考えてみるとどうでしょうか。葬儀直後はさまざまな手配や手続きで忙しいものです。 そのため、郵送で送る場合は少なくとも葬儀後1週間から1カ月の間にするのがベストです。また、郵送する際の手紙は、白い縦書きの便せん1枚使用し、文章では「重ね重ね」や「再び」などの重ね言葉の使用は、不幸が続く連想させるため使用しないよう気を付けましょう。
■まとめ
ここまで、不祝儀袋のさまざまなマナーについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。 不祝儀(香典)は、葬儀などの準備で金銭的に負担がかかるご遺族を経済的に助け、いたわるという意味があります。 ご遺族をいたわる気持ちと、なにより故人のご冥福を心よりお祈りする気持ちで、心をこめて用意をしましょう。