「親族からの急な連絡」に、いいことはたいてい起こりません。今回、お話を聞いたママたちが巻き込まれたのは、兄弟たちの「不倫の修羅場」。平和な日常を突如襲う「身内の不倫」に巻き込まれた、ママたちの実体験を伺いました。
■号泣と罵りの地獄絵図(りささん/35歳/教師)
ある週末、家族でのんびりしていると姑から電話が。「ちょっと! 大変なのよ、助けてちょうだい」と、ただならぬ様子。「詳しいことは後で説明するから、とにかくすぐ来て!」なんて言われたら仕方ありません、娘を連れて家を飛び出しました。義実家に着くと…そこには正座でうつむく義兄と、号泣する嫁の姿が。ひと目見て(あ、修羅場だ!)とわかる光景です。 「りささん、聞いて! この人、女とホテルに行ったんです!」とわめき散らす義兄の嫁。
「そんな大声出すなよ!」と逆ギレする義兄。
「え〜! おじさん、旅行いったの〜?」と尋ねるうちの娘。
収集がつかない修羅場の中で、とりあえず娘を姑に託して義姉のなだめ役をするハメに。「その女に『妻より愛してる』ってメールしてたんです!」「うんうん、分かる分かる」とうなづくと、「りささんには分からないでしょ!」と怒られる始末。
「私、休日に呼び出されて、なんで怒られてるんだろう?」とアホらしくなり、姑が引き止めるなか「では、明日も早いんで!」と、ちゃっちゃと帰りました。