「この人ナシでは生きられない」と、結婚当初は思っていたのは事実。でも、夫婦として長い年月を一緒に過ごしていると、前言撤回したくなることだって、ありますよね? そんなとき、稼ぎある働く妻だったなおさらです。(あれ? 旦那ナシでもイケるかも?)と離婚を意識するのは、どんなときなのでしょう?
■妻に収入が負けたら急に卑屈に(和美さん/40歳/外資系企業)
私が外資系に転職するまでは、夫のほうが稼いでいました。そして転職後、私のほうが高年収になったとたん、私に対する夫の態度が卑屈なものに一変しました。 「どうせ俺の稼ぎなんてたいしたことないし」
「おまえのほうが稼いでるからな」
「俺がもっと家事をすべきだと思ってるんだろ?」 私としてはいままでどおり何も変わらず、夫を立てているつもりだし、家事を押しつけたこともありません。それなのに、夫の見方が変わってしまい、プライドは傷ついてしまった…これはまったくの想定外でした。 かといって、ここまで頑張ってやってきた努力があったからこそ、転職してステップアップできた仕事を辞めたくはありません。でも…この先ずっと夫のネガティブ思考が続くのだとしたら、つき合いきれません。 実際、私の稼ぎだけでも十分暮らしていけるようになったので、最近ではうんざりして「離婚」という選択肢も頭に浮かんでいます。