都会で働くママが田舎に帰省したとき、軽い〝カルチャーショック〟状態になることはよくあります。仕事や子育てや出産、女性の生き方に関するデリケートな問題も〝田舎のモラハラ感覚〟にとってはどこ吹く風。セクハラ、マタハラ、その他もろもろのハラスメントに、都会の嫁が動揺を隠せません!
■おしゃれな手土産はダメですか?(理恵さん/34歳/化粧品メーカー勤務)
旦那の実家で集まったときのこと。親戚が集まっていると聞いていたので、近所の有名なお店のオードブルを手土産にしたんです。姑がそれを受け取り「理恵ちゃんが持ってきてくれたわよー」とテーブルに並べました。 子どもたちは大喜びだったのですが、親戚のおじさまがたやおばさまがたは一様に怪訝な表情。「こーんなこぎれいなもん食べた気がしねえ」「なんだかシャレてて手がつけづらいわねぇ…」とブツブツつぶやくのです。 そこに旦那の兄嫁が台所から現れて「こんなものしかありませんけどぉ〜」と、もつ煮や野菜の炊き合わせの大皿をテーブルに。一同「そうだよ、これこれ!」「本当に料理上手ね~」と大絶賛していました。 兄嫁が「オシャレなもんじゃなくて、すみませ〜ん」なんて、勝ち誇った表情でこっちをチラリと見たのが忘れられません。