「旦那 嫌い」でネット検索すると、ものすごい数の検索結果がヒットするのをご存知ですか? それだけ世の妻たちが日々、夫ストレスと闘っているということがわかります。とはいえ、ネガティブ感情は、心にも体にも美容のためにも、決して良いものではありません! ちょっとだけ〝嫌いな感情のベクトル〟を変えて割り切った妻たちが、こっそりやってる「イライラ解消法」をご紹介します。
■やるじゃん、カブトムシ(あやねさん/34歳/保育士)
「またTシャツを裏返しで洗濯機に入れてる…」「なんで帰宅してすぐに鍵を閉めてくれないの?」と毎日毎日、旦那にイライラしていた私。小さなことですが、積もると大きなストレスです。ママ友に愚痴を聞いてもらっては、うっぷんを晴らしていました。 するとママ友は「旦那のことはカブトムシだと思えばいいのよ。『なんでこんなことするの?』って思っても、カブトムシだから仕方ないじゃん、って」と。このアドバイスが、私を変えたのです! 最初は「なにそれ〜!」と笑っていましたが、試してみると効果絶大! 旦那がなにをしても(まぁ、カブトムシになに言っても仕方ないか)(あ、またカブトムシがだらだらビール飲んでる)と思うと、不思議なことにまったく腹が立たないんです(笑)。 すると気持ちに余裕が出てきて、たまには(お、今日はちゃんと鍵を閉めてる! やるじゃん、カブトムシ)とテンションが上がることも。いっそのこと「旦那は別種の生き物」と割り切ってみる。これが私のストレス解消法です。
■10回耐えたらご褒美アフタヌーン(まさこさん/30歳/アパレル)
「え、おかずって、これで全部?」
「やけに散らかってるけど、今日って掃除する暇もないほど忙しかったの?」 毎日欠かさず嫌味を言ってくる旦那。言い返すと喧嘩になるため「子どもにも悪い影響があるかも…」と怒りを堪えています。しかし、ついに「こんな嫌味ばかり言われる毎日、もうやってられるか!」と限界に達しました。 せめて、なにか見返りがほしいと考え「ひとりアフタヌーンティーご褒美制度」を設けることに。「旦那の嫌味に10回耐えたら、ホテルのアフタヌーンティーでご褒美」というマイルールを決めたんです。 これが見事に大成功!「よし、あと2回耐えたらご褒美が待ってる」と考えると、嫌味を言われてもへっちゃらになりました。むしろ、「あれ? 今日は嫌味がなかった…」としょんぼりするくらいです。 見事10回目に到達したら、念願のアフタヌーンティーへ。旦那がいない日に過ごす優雅なひとときは格別です。家族の平和は保たれ、私はリフレッシュすることができ、いいこと尽くしですよ。
■「この気持ち、誰か聞いて」でブログ開設(ひろかさん/36歳/デザイナー)
自分ではいっさい動かないくせに「そろそろスーツをクリーニングに出してって言ったじゃん。いつになったら出すの?」と、文句ばかりの旦那にストレスを感じていました。ある日ふと「この気持ちを、誰かに聞いてほしい!」と思い立ち、旦那へのイライラを赤裸々に綴ったブログを開設しました。 するとアクセス数は日に日にアップし、「その気持ち、痛いほどわかります」「毎日ブログを読むのが楽しみ!」とコメントをいただくことも。見えない人と共感するのが楽しくなり、すっかりブログの魅力にハマってしまいました。 いまでは、旦那への不満は〝ブログのネタ〟として超ポジティブに捉えるように。「また立ちションしてる! そうだ、今日はトイレネタにしよーっと!」と思えばすべてOK。むしろ「今日もネタ提供ありがとーう!」なんて、心で感謝するほどです。 唯一の新たなストレスは、ブログの存在が旦那にバレないように気をつける必要があること。旦那の愚痴であふれたこのブログを知られたらと思うと…考えるだけで鳥肌が立ちます(笑)。