目に負担をかけない環境づくりの方法とは


子どもが「近視かも」と思ったら、まず眼科を受診しましょう。そして初めてメガネをつくる際は、適切な度数のレンズを眼科で処方してもらうことが重要です。子どもの近視は、「仮性近視」から「真性近視」へ進行。しかし「仮性近視」の段階であれば、治療を行うことで「近視化を抑制することも可能」だといわれています。眼科を選ぶ際には、子どもの診療に慣れている眼科などを選びましょう。

 

また子どもの将来を考えて、目に負担をかけない環境や習慣作りも大切。液晶テレビは「画面の高さの3倍の距離」、読み書きやスマートフォン・携帯ゲーム機は「最低30~40cmの距離」に。良い姿勢を保ち、目を酷使する時は「時間を決めて休憩」するのがポイントです。

 

 

予防に1番良いのは、遠くを見ること。外出して景色を眺めれば、焦点距離が遠くなります。そのほか紅鮭や海老などの赤い色素成分「アスタキサンチン」も、眼精疲労対策の栄養として注目を集めていました。

 

ますます子どもの近視化が進んでいる昨今、まずは「近視度チェック」から試してみると良いかもしれません。

 

参照元:「お家でできる 小学生の疲れ目・近視・紫外線ケア」


監修:日本眼科学会認定専門医 つじもと眼科クリニック 辻本真実院長


発行:メディバンクス株式会社

 

文/原田美咲