人見知りするのは「警戒心」のあらわれで、子どもの成長過程のひとつです。とはいえ、知らない人や初対面の人なら仕方ないですが…知り合いや親戚、ましてや「姑」を嫌がったりすると、嫁としては気まずさ満点。なんだか気の毒で、申し訳ない気持ちにもなってしまいます。いったいどうしたらいのか…同じ経験を切り抜けてきたママに、対処法を聞きました。

 

 

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■会う回数を増やしてみました(加奈子さん/28/事務員)

2歳になる娘が、なぜか姑にだけ絶対になつきませんでした。それまでご機嫌だったのに、姑が家に来るとギャン泣きして部屋の奥に隠れてしまいます。しまいには、旦那の実家を目にするだけで泣くようになり、入ることすら拒むことも。 これには姑もヘソを曲げてしまって、もう大変。「孫がなつかないのは嫁のせいだ!」と怒ることも…私が娘を連れて帰省する回数が少ないから、子どもが慣れないというのです。でも一概に、そういうわけでもなさそうなんです。 確かに娘は人見知りしがちですが、しばらくすれば知らない人でも一緒に遊びますし、女性ならなおさら慣れるのが早いんです。なぜ姑にだけなつかないのか、いまだに理由がまったくわかりません。 とはいえこのままでは、姑のご機嫌が悪くなる一方。意識して帰省回数を増やすようにし、娘と姑の接触頻度をあげるよう気をつけたんです。さらに、姑と遊ぶときは必ず私がそばにいるようにして、娘を安心させるように。 これで上手くいかなくても、私が「なんとかしようとした」という努力の証だけでも、姑にわかってもらえればと思っていました。最近では、娘も次第に心を開くようになり、姑の機嫌も治ってきてひと安心です。