ラクしてちゃんと成果が出る 「ゆる家事」

なにかと忙しいワーママでも、ラクしてちゃんと成果が出る「ゆる家事」を実践している人も。 ユルカジーナの 家事テクを紹介します。

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片づけ上手な夫と、料理好きな妻得意分野をはっきりさせて楽しく分担

 料理教室の講師をしている尾池さん。残業も多いなか、料理はすべて手作り。部屋も片づいた状態をキープしています。 「料理は私にとって好きな家事。手をぬきつつも、作ることと食べることを楽しんでいます」 一方で、実は片づけや掃除が苦手だとか。 「収納や掃除は夫のほうが上手。だから、あの手この手でお願いしてやってもらっています。『すごいね』とほめたり、『私は食器洗うから、洗濯ものたたんでくれる?』と役割分担を明確にして頼んだり」 その結果、料理以外の家事は夫8割、尾池さん2割という分担に。 「夫が考えた収納場所を守って、出したら元の場所にしまうだけ。それだけで片づきますよ」 得意な分野を受け持つことで、家事を手早く終了。きれいな部屋でおいしい料理を食べる、そんなゆとりある生活を実現しています。

 

ひと部屋をもの干し&クローゼットに。「洗濯関連の手間が半分に!」

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畳の和室をクローゼットルームとして使用。洗濯ものを干し、乾いたらその場で収納でき、最小限の手間で洗濯から収納の一連の作業が終了。おしゃれ着以外のシワが気にならない洋服は、適当にたたんでほうりこむだけだとか。 「仕事柄、レシピや料理本が散らかりがち。夫が目隠しできるボックス類を買ってくるので、紙類や本はそこが定位置」 部屋のあちこちにロールスクリーンをつけ生活用品を目隠しできる工夫もしています。