皆さんは、夜空いっぱいに広がる星を見たことがありますか?悲しい時や落ち込んだ時、部屋やベランダの窓から星を眺めて涙をホロリとこぼしたり、逆に美しく瞬く星に元気をもらったりと、夜空の星には私たちを癒やしてくれる力があると思うのです。 そんな星たちの世界を心行くまで堪能できる、おすすめの観光スポットをご紹介します。

 

<1.星のコンシェルジュが案内する南阿蘇ルナ天文台>

熊本県の南阿蘇にある南阿蘇ルナ天文台は、九州一を誇る望遠鏡と、プラネタリウムを備えており、オーベルジュ「森のアトリエ」に併設しています。 「星と料理と音楽と」をテーマに、宿泊や滞在を通してさまざまな体験をすることができます。 まず星ですが、星のコンシェルジュと呼ばれる専門家がその日の季節や気候、お客様に合わせて星を探し出し、ガイドをしてくれるので、星のことを何にも知らない人でも楽しむことができます。 50分のプログラムで、大人は1,000円ですが、宿泊者は無料です。 自慢の望遠鏡は重さ11トン、高さ6m、口径82cmと、さすがの大きさで、この望遠鏡でしか見ることのできない星たちもあるのだとか。 また私たちになじみのある木星や土星などの惑星も、図鑑でしか見ることができない姿で見ることができます。土星の輪もはっきりくっきり見えるので、きっと子どもたちも大喜びすること請け合いです。 次に料理ですが、太陽と星の恵みを味わえる自然派フレンチということで、南阿蘇の野菜や、熊本産の黒毛和牛、阿蘇あか肉を使ったフルコースを味わうことができます。 子ども用のメニューも充実していて、頼めば離乳食なども用意してくれます。 最後に音楽ですが、宇宙の研究と音楽の目指しているものは一緒だというコンセプトの元、2つをつなぐコンサートということで、フレンチを食べながら生演奏を聴き、その後天体観測という、とても贅沢な体験をすることができます。 また、館内にコレクションされている3000枚以上のレコードを鑑賞しながら食事をするというプランもあります。 子どもたちを連れて家族で、気の合う仲間たちと、夫婦やカップルで、どの組み合わせでも満足できること間違いなしです。