“視力”や“集中力”などが衰えたと感じる人続出!
脳トレーニングジム「ブレインフィットネス(R)」を運営する株式会社イノベイジは、以前40~69歳までの男女312名を対象とした「脳の健康」に関する意識調査を実施。同調査では、回答者に“若い頃と比較して衰えを実感したことがありますか?”と質問しました。“視力・計算力・集中力・分割的注意力”は半数以上が「衰えている」と回答。逆に“機能が高まった”と回答した人の割合は、全項目で2割未満でした。
「衰えを実感している」「まあ実感している」をそれぞれ年代別で見た場合、「伝達力」や「情報の処理速度」など11項目で60代の割合が最も高い結果に。特に「分割的注意力」は60代になると、「衰えた」と思う人の割合が一気に増えています。
世代別に「衰えを実感している」「まあ実感している」にチェックをした項目の平均値を見ると、40代では平均6.3個、50代では6.6個であったのに対し60代では平均7.8個。年齢を重ねるほど、衰えを実感していることが明らかになりました。
仕事のミスを“年齢のせい”にするのではなく、未然にトラブルを防ぐ努力をすることが大切なのかもしれません。
文/河井奈津