■旦那の屁理屈への切り替えし(奈美子さん/28歳/看護師)
夫婦喧嘩のたびに、姑にチクる旦那がウザいです。私と姑が不仲なのを知っていて、あえて姑を利用しようとするのですからタチが悪いですよね。報告の仕方も卑怯で、喧嘩の内容をざっくり伝えて「俺とあいつ、どっちが悪いと思う?」と聞くんです。 そんな風にを聞かれたら、私のことを良く思わない姑は「美奈子さんが悪いわよ!」って言うに決まってるじゃないですか。そんな繰り返しに耐えかねて「お義母さんに告げ口するのは卑怯でじゃない!?」と言うと、彼はこう答えました。 「別に卑怯なんかじゃないよ、告げ口じゃないし。俺はただ、こういうときにどうしたらいか、人生の先輩にアドバイスをもらおうとしているだけだよ。あくまで『どうしたらいいと思う?』という質問だ」。 そっちがそうくるなら、私も切り札を出してやる! 「じゃ私も、こういうときにどうしたらいいか、自分の父親に聞いてみるね!」そう言ってスマホを手にしました。すると旦那は一気に青ざめ「それだけは勘弁してくれ!」と平謝りを。 実は、私の父親と旦那は同じ大学の出身。体育会気質の大学なので先輩は絶対的な存在、後輩たちは誰も頭が上がらないのです。しかも土木関係の会社を経営する父は、とにかくいかつくて怖い(笑)。この日から、旦那はおとなしくなったのでした。