一緒に選んでくれるように誘導(さゆりさん/38歳/司書)
絶妙にダサい、もしくは安っぽい服ばかり買ってくる姑。とはいえ、私から「この服はちょっと」とは言えません。保育園用にたくさん必要なので、服を買ってくれることはありがたいんですが。
そこで、4歳の娘を理由にしています。たとえば「こんなにかわいい服なのに、もっと明るい色がいいと聞かなくて」「最近自分の気に入ったものしか袖を通さないんです」という感じ。
ポイントは、「あくまでも私は気にいっているけど、娘のこだわりのせいで着せることができない」というところ。合わせて「私が買った服も着てくれないんですよ」「この年齢の女の子は、みんなそうみたいです」と伝えるとよりベター。
これを繰り返しているうちに、服を勝手に買ってくるのではなく、娘と一緒に購入するようになりました。娘が選んだものならホイホイと買ってくれるので、うまく誘導できたなと思います。
文:楠 ゆず
娘と夫、茶トラの猫の3人+1匹で暮らすフリーライター。思い切ってマンションを購入し、ローンパラダイスへ突入中。幼児教育にハマってしまい、興味をもった教材は手に入れないと気が済まない。おかげで家には教材の山が…。断捨離欲と収集欲の葛藤に悩む日々です。