嫁姑問題は妻たちにとって、永遠のテーマとも言える大問題。「義実家に行くのが憂鬱」「姑が苦手」…今回お話を聞いたのも、かつてはそんな悩みを抱えていた妻たち。ところが〝あるきっかけ〟から嫁姑関係は劇的改善、姑のことが「嫌い」どころか「いまや味方」と豪語するまでに! 彼女たちはどんな賢い手を使って、姑との仲を改善したのでしょう?
■姑のがんばりを褒めてみた(早紀さん/36歳/化粧品メーカー勤務)
いわゆる「過干渉タイプ」の姑。大好きなひとり息子を取られたという意識もあり、私に対してちょっと警戒心や嫉妬心がある様子。私も苦手に感じていました。旦那はというと、そんな姑を鬱陶しく思っているようで。 何か手を出されると「いらないって」「やらなくていいから」と、いつも冷たい態度でした。そんな姑ですが、実は〝ザ・料理上手〟という長所が。作ってくれるご飯はとても美味しいのですが、家族は黙って食べるだけです。 家族のためにせっかく手間ヒマかけて作ったのに、無言だなんてさみしすぎますよね。姑のことは苦手でしたが、食事の時間が楽しくないもの嫌だし…ここはひとつ、私が変わろうと思ったんです。 そこで「おいしい!」「お義母さん、これ最高!」と感想を言いながら食べることに。カレイの煮つけやアジの南蛮漬けは絶品だったので、レシピまで教えてもらうように。姑はとても嬉しかったみたいで、「いままでよりずっと料理が楽しい」と弾んでいました。 誰だってがんばっていることを認められると、嬉しいですよね。いまではすっかり、私のことがお気に入りになった姑。私のお皿には、山盛りの料理で迎えてくれるようになりました(笑)。