ママ友づきあいをする上で、子どものお預かりをしたり、車の送迎をしてあげたり、相談に乗ってあげたり…お互いに「助け合い」をするのはよくあることです。ところがあまりに頻繁だったり度を超えていたりすると「あれ、利用してるの?」と疑いたくなってくるもの。「都合よく利用されていた」なんて分かったら、なんとも言えない不快な気分になるものです。グレイゾーンでモヤモヤしている、ママたちのお話です。

 

 

■愚痴を聞かされてぐったり(友香さん/29/飲食店勤務)

Anxious girl
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保育園のママ友から「相談に乗ってほしい」「話を聞いてほしい」と頼まれていました。昔から姉御肌といわれていた私は、同級生の相談に乗ることも多かったので、快く了承していたんです。 でもそのママ友の〝相談〟とは、ただの愚痴。旦那の愚痴、姑の愚痴、ママ友の愚痴、道端で会った失礼なおばさんの愚痴など…とても「人には言えない」ような愚痴の数々を、これでもかと吐き出してきます。 そして散々しゃべり倒した後は、スッキリした顔で「話したら落ち着いた。聞いてくれてありがとう!」と笑顔で帰っていきます。「また聞いてね~」とスッキリした笑顔で手を振っていますが、私には手を振り返す気力すら残っていません。 ネガティブな話ばかり聞いていると気分がどんよりするし、とても疲れてしまいます。きっと、彼女は私をストレス発散の道具として利用しているのでしょう。なんだか私だけ損をしている気がしてなりません。