作者のいたずらエピソード
「息子が静かだなと思ったら、乾麺のパスタをパキパキ折って、夫の大事なオーディオのヘッドホン端子に詰め込んでいました。夜、リビングには音楽ではなく夫の悲鳴が響きました」と語る英子さん。
「小さい頃は『おこられそうなこと』ではなく、『おこられるにきまっていること』ばかりしていたので、よく家を締め出されており、入れてもらえそうにないと踏むや、となりのお宅で夕飯を食べていました。その節はごちそうさまでした。」と健さん。
いたずらをめぐるエピソードに事欠かないお二人が手がけた、いたずら絵本の決定版なら、家族で笑いが巻き起こること請け合い! 家族みんなで楽しく読んでみて!
<作者紹介>
川之上英子(かわのうえ・えいこ)
1975年生まれ。学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。「未来のこども絵本大賞2008」大賞受賞。「こどもの詩周南賞」作詞部門優秀賞受賞。健との共作で「第3回家族のきずな絵本コンテスト」大賞受賞。共著に『おおやまさん』『ももも』『あっはっは』(岩崎書店)など。
川之上健(かわのうえ・けん)
1971年生まれ。学習院大学法学部卒業。税理士。東京都多摩市在住。
文/タナカシノブ