乾杯はまずビールという方も多いでしょうが、どこの飲食店でも女性向けとしてカクテルが提供されています。飲みやすくてついついグラスが進みがちということも多いことでしょう。 そのカクテルですが、作り方は強めのお酒をベースとして、ジュース類などで割るといったものがほとんどです。 例えば「ジントニック」というカクテルをご存じの方は多いかもしれません。これは「ジン」というベースにトニックウオーターを混ぜ、カットしたライムをグラスに入れて作るというものです。 あまりベースのお酒について深く考えることはないかもしれませんので、これを機会にちょっとした豆知識として覚えておきましょう。
■ジン
上述したジントニックの他、マティーニ、シンガポールスリング、トムコリンズなど、かなり多くのカクテルに使われている蒸留酒がジンと呼ばれるものです。 大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料としており、ジュニパーベリーと呼ばれるものによって独特の香りづけがされているのが特徴的で、さらにドライジンやオールドトムジンなどに分かれています。 種類も多いので、カクテル初心者であれば人をベースにしたものの中から選んでみてはいかがでしょうか?
■ウオツカ
ウオツカといえば寒さに耐えるロシア人が飲んでいるお酒というイメージを持っている方が多いかもしれません。 こちらは大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなど穀物を原材料とし、蒸留後にシラカバの炭でろ過して作り上げられるスピリッツです。 純度の高いものであれば火が付くほどアルコール分のあるものもあり、そのままで飲むというよりは何かで割って飲むというのが普通でしょう。 ウオツカベースのカクテルでよく目にするのはモスコミュールやソルティドッグ、スクリュードライバーあたりかもしれません。 居酒屋でも定番のカクテルとなっていますので、注文するときにはウオツカベースだということもぜひ思い出してください。