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牛乳をよく飲まれる家庭だと、溜まってしまうのが牛乳パックではないでしょうか。普段は家庭ごみとして処分するところですが、家庭でのリユースが注目されています。 牛乳パックのリユースとなるとお子さんの工作、夏休みの宿題などでもありますよね。 それも一つですが、椅子を作って家庭で利用しているのです。紙なので弱そうに感じるかもしれませんが、作り方次第で意外にしっかりとしたものを作ることができるのです。一度作ってみてはいかがでしょうか。

■牛乳パックで椅子を作ってみよう

牛乳パックで椅子を作る場合、手軽に作ることができるのが六角柱の椅子です。 必要となる材料は牛乳パック24本に段ボール、あとは、ガムテープやビニールテープがあればよいです。 セロハンテープだと少し強度が足りないかもしれません。牛乳パックに関しては、どんなメーカーのものでもサイズが一緒であれば問題ありません。きれいに仕上げたいのであれば、メーカー、ブランドは統一したほうがよいでしょう。 牛乳を定期的に飲まれている過程であれば、飲む牛乳は決まっていることが多いので、あまりばらつくことはないかもしれません。1日1リットル飲む家庭であれば、1か月もあればすぐに材料が集まりますよね。

■牛乳パックで三角柱を作る

まずは、牛乳パックで三角柱の形を作ります。この三角柱を組み合わせて椅子を作っていきます。 飲み口のほうから側面の角を切り開き、底面は対角線に切り開きます。これで左右に開く形になります。底面はまだつながった状態なのでさらに反対側の対角線だった部分を切り開きます。 これで側面が4面横に並び、底面がそれぞれ三角形でつながった形となります。飲み口の部分も底面と同様の三角形に切りそろえます。これを24本分行えば材料の下準備は完成です。 この切り開いた牛乳パックを三角柱の形に貼り合わせます。側面の一面を重ねるようにすれば、そのまま三角柱の形になります。 上部下部は三角形になっているので、重ねるだけです。この形をガムテープ、もしくはビニールテープで固定すればもとになる素材の出来上がりです。 但し、このままでは強度不足の場合もあるので、少し補強をしてあげましょう。側面に段ボールを貼り付けてもよいのですが、大きさに合わせて段ボールを切ったりするのは面倒なので、三角柱の中に新聞紙や雑誌のページを丸めてくしゃくしゃにして入れるほうが簡単です。しっかりと詰めればこちらのほうが強度はでるようです。 最初に側面と底面だけを留めて置き、補強用の新聞紙等を詰めた後に上面を固定すればよいです。