■台形のパーツを4つ作って組み合わせる
でき上った三角柱の材料を、5本組み合わせた台形を2つと、7本組み合わせた台形を2つ作ります。それぞれテープでぐるぐる巻きにして固定します。これで24本の6角柱が大きさの違う2種類の台形のパーツ2つずつになりました。この台形を組み合わせて六角柱を作りぐるぐる巻きにして固定すれば、六角柱の椅子の完成です。 いきなり24本で六角柱にしてしまうことも可能なのですが、その場合外面の3角柱だけが固定されてしまい、内側にくる3角柱は固定されなくなります。すべてを固定させるために台形のパーツ4つに分けて固定するのです。 これだけだと座る面がデコボコしてしまいますから、上面の六角形に合わせて切った段ボールを乗せればとらえず完成ということになります。段ボールがずれてしまう場合は、両面テープなどで固定するとよいでしょう。
■カバーをつくる
もっとも簡単な方法が、100均でも売っているデザインダクトテープを使用する方法です。気に入ったデザインのテープを購入し、椅子に貼っていくだけです。これなら何の加工も必要なく、貼り付けた後に端をカッターやハサミできれいに切るだけです。余りを底面に回してしまえば、手でちぎるだけでもよいかもしれません。 大きな布を張り付けるという方法もあります。こちらも貼り付けてカットするだけですが、合わせる部分は針と糸を使って縫い付けてもいいかもしれません。これをベースにして取り外し可能なカバーを作れば、カバーだけ選択することもできますよね。 上面に貼った段ボールに絵をかいたり、フェルトを張り付けたりしてデザインをすると、好みのデザインの椅子にすることもできます。動物やアニメのキャラクターなどアイデア次第でどんな椅子でも作ることができるので、お子さんも大喜びではないでしょうか。
■背もたれも付けられる
六角形の椅子であれば、後ろにくる3面に合わせて一列ずつ背もたれをつけることもできます。この場合は、ワンサイズ大きなものにするとよいでしょう。三角柱が7つのものと9つのものの組み合わせになります。椅子には32本の牛乳パックが必要で、背もたれ部分は17本の三角柱が必要なので、全部で49本の牛乳パックが必要となります。 カバーは六角柱の椅子と同じでアイデア次第です。但し、背もたれと椅子のつなぎはしっかりと固定しなければ後ろに荷重をかけたときに壊れてしまう恐れがあります。
■まとめ
牛乳パックの椅子は慣れてしまえば作るのは簡単です。とはいってもそんなに椅子を作る必要はありませんよね。 ヘタってきたら新しいものを作るくらいでよいのではないでしょうか。少しだけ心配なのは、作るよりは分解してごみに出すほうが大変もしれませんね。。。