2012年に41歳で亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さん。夫の遺志を継ぎ著書を完成させた妻の稚子さんですが、その後は「りんごを咀嚼する音すら忘れていた」ほどの深い喪失感に襲われたと振り返ります。自分のペースを取り戻すまでにかかった年月は10年。死の恐怖を乗り越え、いま前を向く妻の14年の歩みに迫ります。