結婚13年、僕の人生の中心に家族がいる

ハライチ 澤部佑
2026年ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」を受賞したとき

── 2013年に結婚され、3人のお子さんに恵まれました。結婚生活について伺いたいのですが、まず結婚当初から澤部さんが主にお金の管理をされているそうですね。

 

澤部さん:はじめは妻にやってもらいたくてお願いしたら、「ちょっと怖い…。無理」と言われたので、僕が仕方なくやってる感じですけど。

 

── 澤部さんの収入が多すぎて、管理するのが怖いと。

 

澤部さん:まぁ。妻が僕の収入を知りたくないし、口座も見たくないという感じだったので、今も毎月の収入や明細、口座の残高も伝えてないです。いくつかの口座で管理しているので、僕が食費とか学費など項目ごとに振りわけています。

 

ただ、21年に家を買ったんですよ。頭金とか35年ローンで月々いくらとか家のお金に関することは妻もわかってるので、ここ数年の僕の口座の残高などは、なんとなく把握しているんじゃないですかね。あとは、妻も自分で会社を作っているので、妻も自分の収入を管理しています。

 

── 家事分担に関してはいかがですか?

 

澤部さん:ほとんど妻がやってくれます。僕がやると言ったら洗濯とトイレ掃除ですね。子どもが3人いて洗濯物が多いので、仕事から帰ったら洗濯機を2回まわして干して、乾いたら畳んでって毎日やってます。あと、トイレ掃除もほぼ毎日していますけど、家族が使うものだし別に苦じゃないですね。

 

── お子さんたちは長女が小学6年生、次女が小学4年生、長男が小学2年生とのこと。子育てに忙しいと思いますが、夫婦で過ごす時間はありますか?

 

澤部さん:仕事が早く終わった日は子どもたちとお風呂に入って、みんなで晩ごはんを食べて、子どもたちが寝たら、リビングでゆっくり話すとか。帰りが遅くて子どもたちが寝ているときは、玄関で「ただいま」「お帰り」と言いながら手を繋いだままリビングに移動し、今日あったことを話し始めることもあります。

 

お祝いごとも欠かさずやってますよ。わが家は、12月は結婚記念日とクリスマスと妻の誕生日がありますが、それぞれ全部わけてプレゼントも渡しているし、結婚記念日は必ずふたりだけで食事に行きます。

 

── 結婚して13年経ち、夫婦の関係は変化していると思いますか?

 

澤部さん:一緒にいて楽しいのは変わらないし、信用や安心感が増している感じはしますね。結婚したとき僕は27歳、妻は23歳でした。妻は3人の子どもの母親になってどんどんたくましくなった気がします。そうじゃないと家の中が回らないですし。

 

たとえば朝、子どもたちがグズって学校に行きたくないと言い出したときは、妻の強気のひと声で子どもたちに前を向かせ、行動に移させるみたいなところはすごいなと思います。妻がいてくれるおかげで安心して仕事もできるし、日々充実できているんだと思います。

 

いっぽう僕は、妻に対して何ができているのかわからないですけど、何より家族が第一だし、僕の人生の中心に家族がいます。この先も妻、そして家族との時間を大事にしていきたいと思います。

 

取材・文:松永怜 写真:澤部佑