「これも今しかない時間だから」。50歳で現役レスラーを続けるミス・モンゴルさんは、夫でお笑いトリオ・東京03の豊本明長さんとの間に、小学3年生になる娘さんがいます。「今日も1日、身を粉にした」と感じるほど、50代での格闘家と母業の両立は過酷な日々。それでも、かけがえのない今の幸せを噛み締めながら、今日も娘を連れてリングに向かいます。

生理不順に病気「たぶん妊娠は難しいだろう」と

ミス・モンゴル
小学校低学年の頃のミス・モンゴルさん

── 41歳で芸人の豊本明長さんとご結婚、翌年ご出産されました。若い頃は病気もされていて、妊娠には不安があったそうですね。

 

ミス・モンゴルさん:もともと結婚願望は強くなかったし、「子どもがいないなら、いない人生でもいいかな」とも思っていたんです。

 

17歳でプロレスの世界に入ってハードなトレーニングを続けていたせいか、ずっと生理不順でした。25歳のとき、思い立って婦人科で検査を受けたら子宮頸がんの一歩手前の「高度異形成」が見つかったんです。円錐切除手術を受けたとき、「もしかしたら妊娠しにくくなるかもしれない」と言われました。「高プロラクチン血症」という不妊につながりやすい病気があることもわかったので、「たぶん妊娠は難しいだろうな」と半分あきらめていました。

 

でも年齢を重ねるうちに、「チャレンジしないで後悔するのはイヤだな」と思うようになったんです。ありがたいことに、特に治療をしないうちに授かることができました。無事に娘が産まれて、親にしてもらえたことは奇跡だと思っています。