「母の日のプレゼント、残念な記憶を繰り返さない」

しかし、この話にはひとつだけ救いがあります。

 

今回、過去に親から悲しい思いをさせられた人たちがSNSを見て「あれは自分が悪いのではなかった」と気づき、「子どものころの自分やあなたをギュッと抱きしめてあげたい」と語り合うことで、毎年母の日が来るたびに思い出してきた心の傷を癒やすことができたのではないでしょうか。

 

自分が親になったときに同じように子どもを傷つけるのではなく「同じ思いをさせたくない」と子どもに向き合っているという声が本当に多かったことからも、これからの時代は、母の日に悲しい思いをする子どもたちは少しずつ減っていくのではないか…そんな予感がします。

 

文:高谷みえこ (※1)労働政策研究・研修機構(JILPT)「図12 専業主婦世帯と共働き世帯」1980〜2024年の時系列