先日の母の日、SNSでは「懐かしの肩たたき券、ついにもらえる日が来ました…!」など母の日のハッピーなエピソードが溢れました。そんななか、「子ども時代に母に贈ったプレゼントがまったく喜ばれず、複雑な気持ちを今も抱えている」との投稿が注目を集めています。
SNS投稿をきっかけに、昔の傷をえぐられる人が続出
驚いたことに、その投稿に対して「私も同じ」「選んだエプロンをダサいと言われ、一度も使ってもらえなかった」「喜んでくれないどころか、目の前でゴミ箱に捨てられた」など、同じような体験をしたというコメントが何十件も寄せられたのです。
共通して「小学校低学年ごろの体験」という人が多いのは、ある程度お年玉やお小遣いを貯めて、子どもだけでプレゼントを買いにいけるくらいの年ごろということでしょう。
その当時は「センスのないものを選んでしまった自分が悪い」とあきらめていたものの、大人になって自分自身に子どもができてみると、「折り紙で作ったカーネーションとお手紙だけでも嬉しいのに、お小遣いを貯めてエプロンを買ってくれたなんて。デザインなんてどうでもよく、気持ちが嬉しすぎる」と感じ、いかに自分が悲しい目に遭っていたのかに気づいたという声もありました。
「こんなものいらない」と子に言い放つ母親の心理
親子といえども別々の人間。子どもが成長し、大人に近づくにつれて価値観が合わなくなったり、不仲になってしまったりする可能性は誰にでもあります。
しかし、まだ幼いわが子から大切なお小遣いを貯めて買ったプレゼントを受け取ったら、親としては心から「ありがとう!」「嬉しい!」と伝えるでしょうし、エプロンやティーカップなど自宅で使うアイテムなら、多少デザインが好みでなかったとしても、子どもの前では身につけたり使ったりする人が多いのではないかと思います。
それを、子どもに向かって「こんなものいらない」と言い放ってしまう心理とはいったいどういうものなのでしょうか?
個々の事情や本心は完全にはわかりませんが、SNSの声や社会的な背景を考えてみると、そこにはいくつかの要因が浮かんできます。