「お金がない」と「片づかない」は全部繋がっている
── 共働きあるあるですよね…。産後「このままではマズい」と思ったのは、教育費への不安が大きかったのでしょうか。
真船さん:それはあります。子どもが保育園に入ると、いろんな噂が耳に入ってくるようになって。お受験や塾通いにいくらかかるとか、高校以降にかかるお金の桁が違うとか。それを聞いて「怖いな」と思うようになりました。
あとは、お金だけじゃなく「モノもちゃんと管理しないとダメだ」と思ったことが大きいです。たとえば、子どもが生まれると書類との戦いが始まりますよね。予防接種の予診票や保育園の書類とか…。子育てでは公的支援でお金が戻ってくるケースもありますが、そういった制度の必要書類の管理も煩雑になって。仕事では、資料が見つからなくてもパソコン内検索してファイルを探せばなんとかなっていたのが、子育てでは紙をなくすと役所まで取りに行かなきゃいけなくなる。常に探しものをしている自分にほとほと嫌気がさしたんです。
母から「お金がないのと家が片づかないのは、全部繋がっている」と言われたのですが、本当にその通りで。
── 耳が痛いです…。生活を見直すなかで「いいものをひとつ大切に使う人に比べて、ガラクタばかり持っている自分のほうが何倍もお金を使っている」との気づきもあったそうですね。
真船さん:そうなんです。同じお給料をもらっているはずの同期が、質のいい時計や服を身につけて上品な大人になっているいっぽうで、自分はネットで買った2000円の服を着ている。「何が違うんだろう」と考えたとき、結局ものを大事にしているかどうかの違いなんだと痛感しました。私はすぐにモノをなくしてしまい、安物を買いがちだったんです。
