「彼が無理やり人間ドックを予約してくれて」と話すのは、eスポーツのイベントや番組で進行・司会を務めるゲーミングMCの荒木美鈴さん。その人間ドックで、子宮頸がんの疑いがある前がん病変が見つかったそうです。子宮に持病も抱えていた荒木さんは、子宮摘出手術を決断。「彼に命を救われた」と振り返ります。

夫に財布を奪われ、強制的に人間ドックを予約したら

── 今年3月、ご結婚予定であることと子宮摘出手術を受けたことを公表されました。人間ドックで、子宮頸がんになる恐れのある前がん病変が発見されたそうですね。

 

荒木さん:そうなんです。私、小さなころから熱もほとんど出さない健康体で、インフルエンザや大きな病気にもかかったことがなくて。だから、あまり健康に気を遣ってこなかったんですけど、去年の秋ごろ、初めて人間ドックを受けたんです。

 

荒木美鈴
ゲーム業界を中心に司会者として活躍する荒木美鈴さん。写真は、術後に夫と訪れたスペインの世界遺産の古都セゴビアで

というのも、夫が昔、心臓近くに大きな腫瘍ができて、生死にかかわるような大きな開胸手術も経験しているんです。そのぶん、いつも私の健康を気遣ってくれて、もう何年も前から「健康診断はちゃんと受けてほしい」と言われていました。

 

でも私は「体の不調はいっさいないし、健康体だから全然、大丈夫」って聞き流していて。そうしたら、しびれを切らした彼が私から財布を奪って、大きな病院の診察券を取り出して、「電話して」って。私は言われるがまま病院に電話をして、人間ドックを予約することに。

 

私は「もう、そんなに心配しても何もないのに」って渋々で。検査が終わったら「ほら、何もなかったよ」と笑って報告するつもりでいたんですけど…。実際、受けてみたら「腫瘍マーカーに反応があります」と言われてしまって。要精密検査となりました。

 

実は私、2年前くらいに子宮留血腫という病気と診断されていたんです。