子どもが小さい時期は「やらない選択」も正解

── 工夫せざるを得ない環境で身についた力ですから、自身の能力に気づかない女性も少なくないと思います。それが家庭以外でも発揮できることを畠さんのような経験から知ることは朗報ですね。
畠さん:雑事をこなして過ぎる日々の中では、気づきにくいですが、私たち主婦って意外とすごいんですよ。
資格試験に挑戦するなら若いに越したことはないと思いますが、私の場合は30代で同じ挑戦をするには、圧倒的に可処分時間がたりませんでした。子どもが小さい時期は、子育てに全力を注ぎ、自分のことを「やらない」と決めるのもひとつの正解だと思います。そこで培った「人の気持ちを汲み取る力」は、弁護士になったときに必ず役に立つ。結局、無駄なことなんて何もないんだと思います。