「自分を大切にしない人」を整理した

トレえみ
減量後は第二の人生が始まったと思うほど人間関係が変わったそう

── 人間関係に大きな変化があったと伺いました。

 

トレえみさん:自分を傷つける人とは、はっきりと距離を置くようになりました。それまでは「誘われなくなったらどうしよう」と不安で、無理に参加していた飲み会や食事もありましたが、すべて断るようにしたんです。 結果として、昔からの友達の数は減りました。でも、私の努力を認め、敬意を持って接してくれる人たちが周りに残ってくれた。無理に自分を削ってまで維持する関係は、もういらないと思えたんです。

 

── 減量後はファッションや行動範囲も変わりましたか?

 

トレえみさん:以前は鏡を見るのが嫌で、服も「いかに体型を隠すか」だけで選んでいました。今は一人で買い物に行くのも、新しい場所へ足を運ぶのも楽しみです。メイクも服も試行錯誤しましたが、最終的に一番しっくりきたのは、シンプルなTシャツとデニム。隠す必要がなくなったことで、ようやくありのままの自分で、楽しめるようになりました。

SNSで叩かれても「自分軸」はブレない

── 現在はSNSで積極的に発信されています。今でも心無いコメントが届くこともあるそうですね。

 

トレえみさん:ほとんどは温かい反応ですが、なかにはネガティブな意見もあります。もちろん嫌な気持ちにはなりますが、でも今の私は、他人の評価に自分を委ねていません。 自分の経験が誰かの役に立てばいい。そう思って発信を続けています。

 

かつての私のように、他人の言葉に流されて泣いている人に、「自分軸で生きていいんだよ」と伝われば嬉しいですね。

 

 

「どこにいたって結局、何か言われるんだ」。トレえみさんのように、あなたもそう感じる日があるかもしれません。でも、あなたの努力を「つまらん」のひと言で片づけるような無神経な人たちに、あなたの居場所を明け渡す必要はありません。 自分を押し殺してまで守るべき関係なんて、この世界にはひとつもない。そう言い切る勇気が、あなた自身をきっと救ってくれるはずです。

 

取材・文:小山内麗香 写真:トレえみ