人気番組の企画で50軒ものお宅を訪問し、不用品販売で累計1800万円という驚異の売上を叩き出した俳優の緑川静香さん。不用品を誰かの宝物へと変える彼女の情熱は、単なる片づけ術を超え、人々の生き方をも変えていく。「あなたの家にある不用品は、誰かにとっては、人生を変えるほどの一品かもしれない」。捨てられない性分の方も必見の、愛と執念の物語です。

50軒のお宅を回り、累計売上1800万円

緑川静香
『それって!?実際どうなの課』でおなじみのピンクのつなぎ

── 2019年にスタートしたバラエティ番組『それって!?実際どうなの課』では、「フリマアプリで家の不要品をすべて売ったらいくらになるのか?」という企画で才能を発揮され、一躍人気者となりました。企画に抜擢された経緯を教えてください。

 

緑川さん:以前にお世話になった番組の担当ディレクターさんから突然、電話が来て「家のもの売れる?」と唐突に聞かれたんです。そのとき、駅のホームにいたんですが「仕事が入ってきた!」と嬉しくて、即答で「売れます!」って言うと「家で撮影でも大丈夫?」と言われ「できます!」と。それで秒で決まりました(笑)。当時はまだ一部の地域でしか放送されない番組でした。

 

そのときは、身分を伏せて、私の家にあったものを出品したんですが、好評だったようで、まさかのレギュラー化が決まりました。「フリマアプリで家の不要品をすべて売ったらいくらになるのか?」という企画の検証番組です。今度は私の私物ではなく、不用品を売った売上金でやりたい目標があるご家庭に伺って、そのご家庭の不用品をフリマアプリに出品して1週間で売るというもの。番組では目標を達成するのに必要な売り上げ金額を設定し、私が自分の経験で得たスキルを活用して全力サポートするんです。

 

── レギュラー番組になってからはどのくらい商品を売ったのですか?

 

緑川さん:おそらくトータルで1万品以上は出していますね。50軒くらいのお宅に伺って毎回200~300アイテムくらいを出品しているので。それで累計1800万円くらい売り上げました。それぞれのお宅で「売ってほしい」と言われるものをメインに出品するのですが、売れるのは未使用品やブランド物とかだけだと思っていらっしゃる方が多くて。私が「これもいけそうですよ」みたいな感じでお話ししながら、出品する感じです。

 

「こんなものが売れるの?」というアイテムが、おそらく視聴者の方にも刺さったんじゃないかなと思います。大量のトイレットペーパーの芯や、卵のパック、あと保冷剤など、捨ててしまうようなものとかは驚かれますね。

 

意外なものでは、車のカタログとか。自動車のディーラーの店舗で無料でもらったカタログがいい値段で売れました。なかには1万円くらいの値がついたものもありました。車好きの方やコレクターさんなどに需要があるようです。