愛は与えるものでなく、育むものだった

── 3度の結婚と離婚を経て、ペピーさんにとって「愛」や「結婚」への考え方は変わりましたか。

 

ペピーさん:愛というのは、時間をかけて2人で育てていくもの。でも私は、相手を全身全霊で愛し、相手にも同じだけ返してほしいと願っていたんです。その気持ちが、自分を苦しめることにも繋がったのかもしれません。どれほど好きでも一緒に暮らすとうまくいかないことがある。3度の結婚で、その現実を受け止めました。

 

でも後悔はしていませんし、相手を恨んでもいません。彼らは、私にとって命ともいえる子どもたちを授けてくれた存在ですから。

 

優が以前、テレビ番組に出た時、私のことを「世界でいちばんリスペクトしている」と言ってくれました。長女もボイスメッセージで私を「いちばん尊敬している」と伝えてくれます。どんな苦しい時も逃げずに本気で生きてきたことが、ちゃんと子どもたちに伝わっていたんだなと。私が命がけで歩んできた道は間違っていなかったと思えるんです。

 

取材・文:西尾英子 写真:吉村ペピー